2009年04月15日
歯が全く無くてもすぐに噛める All-on-4インプラント
All-on-4とは、ポルトガルの歯科医師パウロ=マロが考案したインプラントシステムです。
上下顎に1本の歯もない場合、以前は上顎8本、下顎6本のインプラントが最低必要とされていました。そのためには十分な骨が必要で、治療費も高額になってしまうという欠点がありました。
その欠点を解消したのが、このAll-on-4インプラントシステムです。
All-on-4は、上顎、下顎とも4本のインプラントのみで、手術のその日に仮歯まで装着できます。
上顎の奥歯は上顎洞、下顎の奥歯は下歯槽神経の存在により、インプラントの埋入に制限があります。それを前方部への傾斜埋入とクロスアーチスプリントの技術を組み合わせることによって、その解剖学的に不利な状況を回避し、今までは不可能とされてきたインプラント4本での即時負荷型の全顎インプラントを実現させたのがこのシステムなのです。費用も従来と比べて、大幅に下げることができるようになりました。
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