2007年05月24日
インプラントを入れたわんちゃん
こんにちは、栃木県小山市丹野歯科医院 丹野努です。
骨にチタンがくっつくことを発見したブローネマルク先生は、これが何かに利用できないかと考え、歯に応用することを思いつきました。
いきなり人で実験する訳にはいかないので、先ず最初の実験に選ばれたのは、歯の抜けたビーグル犬でした。
最初は、いろいろな形のインプラントを試し、それぞれほどほどには上手くいったのですが、やはり本物の歯と同じような形体にしたいと考え歯の根と同じような形のインプラントを骨に埋入したところ、犬の顎の骨とチタンは本当に良くくっついたのです。
1960年から1965年にかけて行われたこの犬の実験によって、チタンのインプラントは歯周病にならず、しっかり硬いものも噛めるまでに骨が密着されることが証明され、大成功だった。
犬の死後、そのインプラントを調べてみると、100kgの力で引っ張っても抜けず、インプラントの周りには100万分の1mm近くまで骨が入り込んでいました。
こうして、チタン製のインプラントの有効性が動物実験により実証されたのでした。
骨にチタンがくっつくことを発見したブローネマルク先生は、これが何かに利用できないかと考え、歯に応用することを思いつきました。
いきなり人で実験する訳にはいかないので、先ず最初の実験に選ばれたのは、歯の抜けたビーグル犬でした。
最初は、いろいろな形のインプラントを試し、それぞれほどほどには上手くいったのですが、やはり本物の歯と同じような形体にしたいと考え歯の根と同じような形のインプラントを骨に埋入したところ、犬の顎の骨とチタンは本当に良くくっついたのです。
1960年から1965年にかけて行われたこの犬の実験によって、チタンのインプラントは歯周病にならず、しっかり硬いものも噛めるまでに骨が密着されることが証明され、大成功だった。
犬の死後、そのインプラントを調べてみると、100kgの力で引っ張っても抜けず、インプラントの周りには100万分の1mm近くまで骨が入り込んでいました。
こうして、チタン製のインプラントの有効性が動物実験により実証されたのでした。
tannodentaln at 22:43│トラックバック(0)