2007年09月
2007年09月19日
スウェーデンから世界へ!
スウェーデンでの発表をうけて、海外でもインプラントに対する興味が沸き起こってくる。
1982年、カナダのトロント大学のザーブ教授は、カナダやアメリカでこのインプラント治療を普及させようとしました。しかし、起訴社会のアメリカの対応は慎重でした。それは今までのチタン以外のインプラント治療がことごとく失敗していたためでした。
そこで、ザーブ教授はトロント大学で何千人にもインプラント治療を実地し、スウェーデンでの報告と同様の成功を修めた結果を全米に報告しました。この研究の成果により、アメリカにおいてもチタンインプラントの治療が始まったのです。
日本には、1985年に当時の厚生省が承認し、実際には88年からスタートしました。
学会でも以前は、インプラントの成功率を示す研究発表が多かったのですが、現在ではそれが当然のこととなってしまったため、ほとんど見かけなくなりました。
現在ではただ、成功するというだけでなく、より早く、より無痛に、より美しく、より経済的にということに興味が移っているようです。
それだけ現在のチタンインプラント治療の確実性があがったということなのです。
1982年、カナダのトロント大学のザーブ教授は、カナダやアメリカでこのインプラント治療を普及させようとしました。しかし、起訴社会のアメリカの対応は慎重でした。それは今までのチタン以外のインプラント治療がことごとく失敗していたためでした。
そこで、ザーブ教授はトロント大学で何千人にもインプラント治療を実地し、スウェーデンでの報告と同様の成功を修めた結果を全米に報告しました。この研究の成果により、アメリカにおいてもチタンインプラントの治療が始まったのです。
日本には、1985年に当時の厚生省が承認し、実際には88年からスタートしました。
学会でも以前は、インプラントの成功率を示す研究発表が多かったのですが、現在ではそれが当然のこととなってしまったため、ほとんど見かけなくなりました。
現在ではただ、成功するというだけでなく、より早く、より無痛に、より美しく、より経済的にということに興味が移っているようです。
それだけ現在のチタンインプラント治療の確実性があがったということなのです。
tannodentaln at 23:23│トラックバック(0)
2007年09月16日
インプラント研究
初めての人でのインプラントに成功したブローネマルク博士、アデル教授を中心とするスウェーデンの研究者や医師は、その後15年もの年月をかけてインプラント治療のさらなる臨床データを集めました。
下顎に1016本、上顎に986本のインプラントを埋入して、その成功率が発表され、98%という高い成功率を示しました。
その後、スウェーデンの3つの大学で検証試験が行われ、インプラントのその有効性が確認されました。
この研究に研究、検証に検証を重ねた年月によって、現在の科学に基づいた確実性の高いチタン製インプラント治療があるのです。
現在では、ブローネマルクインプラント、ストローマンインプラント、アストラテックインプラントの3種類のインプラントシステムが、スウェーデンにおいて保険適応となっています。
日本で保険適応になる日は来るのか???
下顎に1016本、上顎に986本のインプラントを埋入して、その成功率が発表され、98%という高い成功率を示しました。
その後、スウェーデンの3つの大学で検証試験が行われ、インプラントのその有効性が確認されました。
この研究に研究、検証に検証を重ねた年月によって、現在の科学に基づいた確実性の高いチタン製インプラント治療があるのです。
現在では、ブローネマルクインプラント、ストローマンインプラント、アストラテックインプラントの3種類のインプラントシステムが、スウェーデンにおいて保険適応となっています。
日本で保険適応になる日は来るのか???
tannodentaln at 00:35│トラックバック(0)
2007年09月15日
世界で初めてインプラントを入れた人
犬の実験が成功したのを聞いて、自分もやりたいと言い出した人がいました。それは、スウェーデンの整形外科医であったヨスターラーソン博士31歳である。
科学者であるゆえの理解力と好奇心、それにもともと骨変形症のため歯がほとんど無かったという物理的な理由もあってのことだった。
治療は1965年9月に行われた。
初めての人用インプラントは、下顎に4本埋入され、6ヶ月待った上で固定式の歯が作られた。
ヨスターラーソン氏は、2006年1月に亡くなったが、手術後約40年間ずっと同じインプラントを利用していたのです。
現在のインプラントは、その当時のものと比べて、科学的にも大幅に飛躍したものになっています。理論的には50年以上持つのかもしれません。
科学者であるゆえの理解力と好奇心、それにもともと骨変形症のため歯がほとんど無かったという物理的な理由もあってのことだった。
治療は1965年9月に行われた。
初めての人用インプラントは、下顎に4本埋入され、6ヶ月待った上で固定式の歯が作られた。
ヨスターラーソン氏は、2006年1月に亡くなったが、手術後約40年間ずっと同じインプラントを利用していたのです。
現在のインプラントは、その当時のものと比べて、科学的にも大幅に飛躍したものになっています。理論的には50年以上持つのかもしれません。
tannodentaln at 22:11│トラックバック(0)